お宮参りにふさわしいパパの服装とは?

「お宮参り」は、この世に赤ちゃんが誕生した約1カ月後に行われる儀式です。その土地の産土神(うぶすながみ)様に赤ちゃんの無事を感謝し、氏子として認めていただくため、神社にお参りに行くのですね。 神様に敬意を払うためには、服装もきちんとすることが大切。赤ちゃんのパパとして、どのようなものを着ていけばふさわしいのでしょうか?

ママや祖母の服装にテイストを合わせる

お宮参りの主役は、なんといっても赤ちゃん。そして、ママや祖母たち女性陣です。神社にお参りに来ているご家族を見ていると、ママと赤ちゃんは華やかな柄の着物で、その横に立っているパパは落ち着いた色合いのスーツ……というパターンが多いですよね。

基本的に、パパの服装はいつも会社に着ていくスーツの上下でかまいません。しかし、家族みんなのテイストがバラバラだとよそ行きの雰囲気が出ないので、ママや祖母の服装に合わせると良いでしょう。 近頃では、若いパパとママはカジュアルなスーツ、祖父母は礼服というケースも少なくありませんが、やはりちぐはぐな印象になるのは否めません。事前に打ち合わせをして、自分たちがカジュアルに決めたいのなら、祖父母にもそれ相応の服装で出席してもらえるようお願いしておきましょう。

近所の神社だからといって、普段着はNG

お宮参りはその土地の神様に感謝を捧げる儀式なので、自宅から一番近い神社を選ぶのが普通です。普段、しょっちゅう横を通っているせいか、儀式自体を軽く考えてTシャツやジーパンなどの普段着でお参りを済ませてしまう人もいますが、これではあまりにも神様に失礼。何万円もするような高級服を買う必要はないけれど、せめてカジュアルな中でもよそ行きのものを選んで着るようにしましょう。最低限、ジャケットとネクタイは着用してください。 しっかり赤ちゃんを守っていただくためにも、きっちり礼儀を尽くしたいですね。

せっかくの機会だから、着物で出席するのも粋!

赤ちゃんやママ、祖母が着物で出席するのなら、それに合わせてパパも着物で参加してみましょう。女性の場合は身内や友人の結婚式、習い事などで着物を着る機会も多いですが、男性が一生のうちで着物を着られる機会はそれほど多くないですよね。せいぜい、子供の頃の七五三か、自分の結婚式ぐらいではないでしょうか?  写真に収まる時にも統一感が出るし、なにより「これから子供の節目を祝う儀式に出席するのだ」という意識が高まるのでおすすめ! そもそも、お宮参りに出席する際の父親の服装は着物が正装。スーツはあくまでも略装なのです。

着物を着る場合は、紋付き袴が一般的。記念に残しておきたいというのでなければ、レンタルを利用すると便利ですよ。

スーツを着る際の注意点

職場でスーツの着用が義務付けられているパパなら、普段は落ち着いた色合いのものを着ていくことが多いでしょう。お宮参りは伝統のある儀式なので、そうした色のスーツならぴったり。わざわざ買いに行かなくても、そのままで出席してかまいません。 ただし、ママや祖母が礼服を着るのであれば、パパもブラックフォーマルスーツを選んだほうがバランスが良いでしょう。

普段あまりスーツを着る機会のないパパで、ブラックフォーマルスーツも持っていなければ、お宮参りのために新調することになります。もちろん、ジーパン素材ではないパンツやジャケットを持っているならそうした服装でかまいませんが、もし購入するのであればできるだけ抑えた色合いのものを選びましょう。 近頃では若い人を中心に明るい色のスーツも増えていますが、こうした場ではあまりふさわしくありません。紺色や濃いグレーの、いわゆる「ダークスーツ」、もしくは冠婚葬祭にも使えるブラックフォーマルスーツを選んでください。

ネクタイやシャツ、靴下選びはどうすればいい?

スーツがブラックフォーマルの場合は、ネクタイの色も白やシルバーなどが良いでしょう。ダークスーツの場合は、特にネクタイの色選びにこだわる必要はありません。柄物のネクタイが神社側から拒否されるということもないので、ある程度自由に好きなものを組み合わせておしゃれを楽しむことができます。とはいえ、あまりコミカルなものではやはり雰囲気が壊れるので、品のあるものを選びたいですね。

スーツの中に着用するワイシャツは白が基本。これは、ブラックフォーマルスーツでもダークスーツでも変わりません。ピンクやブルーなどのカラフルなワイシャツを仕事に着ていく人もいますが、こうした儀式の場ではさすがにカジュアルすぎるので避けましょう。

靴下の色は、黒の無地です。そして、足首が見えてしまわないよう、真夏であってもある程度の長さがあるものを選びましょう。これに合わせる靴も、やはり黒を選ぶのが一般的。着脱の楽なローファータイプはちょっとカジュアルすぎるので、紐のついた革靴をチョイスしてください。

お宮参りは、大切なわが子の健やかな成長を土地の神様にお願いする重要な儀式。服装の細かいところにも気を配り、失礼のないようにしましょう。とはいえ、何がなんでも礼服でなければいけないというわけでもありません。自分が準備できるものの中で、できるだけ上品に見えるものを選べばそれで良いのです。また、主役はあくまでも赤ちゃんなので、それ以上目立たないことも大切です。