お宮参りにふさわしいママの服装とは?

赤ちゃんが生まれてから約1カ月後に、その土地の神様=産土神(うぶすながみ)様に感謝をささげ、氏子として認めていただくための儀式が「お宮参り」。主役はもちろん赤ちゃんですが、ママの服装に気を配ることも大切です。神様に失礼にならないよう、ポイントを押さえたファッションで臨みましょう。 どのような服装が望ましいのか、注意するべきポイントはどこかなどについて、詳しくご説明します。

どんなに楽でも、普段着はNG

産後間もない行事なので、ほとんどのママは授乳中です。そのため、授乳がしやすい普段着でお宮参りを済ませる人もいるのですが、Tシャツやジーパンなどのカジュアルすぎる服装は神様に対して失礼。きちんとした格好で儀式に臨みましょう。

お宮参りを自宅から近い神社で行う場合は、あらかじめ授乳を済ませておくことをおすすめします。吐き戻しをする可能性があるので、できれば1時間ぐらい前がいいですね

外で授乳をする可能性がある時はどうすればいい?

お宮参りは本来であれば着物で行うのが望ましいですが、よほど着慣れていないと授乳のために襟元をずらしたり、着崩れた部分を直したりするのは困難です。すぐに自宅へ帰れる距離じゃない場合は、授乳口のついたワンピースやスーツのほうが便利でしょう。

授乳用の洋服は、デザインを工夫してぱっと見ただけでは分からないように作られています。おっぱいをあげる時は、胸の部分の布をさっと開くだけ! 前身頃を整えれば赤ちゃんを横抱きにしているようにしか見えないので、外出中も安心して授乳ができます。 デザインを選べば、入園式や入学式にも着回せますよ! どうしても視線が気になる時は、上からケープで覆うとしっかり隠すことができます。

服装のテイストは、赤ちゃんと祖母に合わせる

お宮参りでは、参加者全員の服装を合わせることも大切です。祖父母ともよく相談し、和服なら和服、洋服なら洋服で統一感を出しましょう。まず主役である赤ちゃんの服装を決めて、それに合わせるのが一番良いですね。

体形が戻らない場合の対処の仕方

お宮参りは産後すぐの儀式なので、手持ちのワンピースやスーツを着たくても体形が戻らなくて無理! という場合が少なくありません。かといって、お宮参りのためだけにサイズの合った洋服を買ってしまうと、後で体形が戻った時には大きすぎて着られないということも。 値段の安いものを探して使用後は処分する、という方法もあるけれど、捨ててしまうのはあまりにももったいないし、リサイクルショップではブランド物じゃないと引き取ってもらえない可能性大なので、できるだけずっと使えるものを選びたいですよね。

イチオシは、おなか周りがゆったりしているワンピース。ぎゅっと締め付けないので産後の体にも負担がかかりにくいし、しっかり体形を隠すことができます。ふわふわしていて、女性らしい雰囲気なのも魅力ですね。 また、着物なら体形を問わず使えるので、授乳の必要がなければ検討してみるのもおすすめです。

靴は踵の低い安全なものを

ワンピースやスーツにはヒール靴を合わせる人も多いと思いますが、お宮参りの時期はまだ体が本調子ではないし、赤ちゃんを抱っこすることを考えると危険なので、あまり踵の高すぎるものは避けましょう。 逆に、全くヒールがないものも歩きにくいので、ほんの少し踵部分が高くなっているパンプスがおすすめです。特に、普段履き慣れているものなら靴ずれの心配もなく、安全にお参りをすることができますよ。

着物や洋服の色はどんなものがふさわしい?

「せっかくのお祝い事だし、パアッと華やかな色が着たい!」という気持ちになるかもしれませんが、お宮参りの主役はあくまでも赤ちゃん。ママは付き添いという形なので、赤ちゃんよりも目立ってしまう色遣いは避けましょう。

着物なら、黒留袖や落ち着いた色の訪問着、洋服なら紺色やパステルカラーなどの爽やかな色が良いですね。原色や派手なプリントはその場にふさわしくないので、ちょっと地味かな? と思うぐらいに止めましょう。

体温調節が難しい季節の工夫の仕方

気温が安定していない季節は、どんな服装で外出すれば良いのか迷ってしまいますよね。まだママの体調が戻りきっていない時期でもあるので、気分が悪くなるのを防ぐためにも体温調節には気を配りましょう。

着物の場合は、ショールやマフラーで首回りをカバーすると暖かいです。それでも寒い時は、外から見えない位置にカイロを貼っておくとぽかぽかしてきます。着物用コートなんてものもありますよね。

洋服の場合は、カーディガン、コート、マフラーなどを持っていきましょう。スカートだと足元がスースーするので、祈祷をしてもらっている間はひざかけを掛けておくのもおすすめです。

お宮参りで最も服装に苦労するのは、実はママかもしれません。いろいろと制約の多い中、その場にふさわしい服装を考えるのは大変ですよね。 わざわざ買わなくても、自宅にジーパンではないきれい目の洋服があればそれで十分。赤ちゃんより目立たないよう注意して、華やかに、上品に装いましょう。授乳をする可能性のある時は、着物よりも洋服(できれば授乳口付き)のほうがおすすめですよ!